眠れない夜、ようやく微睡んできて覚醒と睡眠の間にいるようなとき。くしゃみで目が覚めると、障子の隙間から優しい、見たことがない光が入ってきていた。
光源を探してみると、窓の外の満月に辿り着いた。
月光ってもっと青白い光のはずだったのだが、かなり夜明けが近づいており低緯度にあったため光が赤みを帯びていた。月光にも夕焼け(?)というものがあるのだ。
ぼんやりと月を眺めて月光を浴びていたら、完全に目が覚めてしまった。その頃には太陽が顔を出し始めて朝焼けの空に変わってきてしまった。西の空には依然として満月が存在しているが、その優しい光は太陽の強烈な光によってかき消されつつあった。
朝焼けも好きなんだけどね。月光もいいなぁ…都会だと夜中でも地上は明るいから、月光って意識できないんだよね。
眠るのを諦めつつ布団に戻ったが、目覚ましが鳴る30分ほど前に眠りに落ちた。当然すんなりと起きることができるはずもなく、いつも通りの、いつも以上に慌ただしい朝を迎えてしまう。
それにしても眠いな。