今日は内科、皮膚科、整形外科のうち一番不人気の整形だけという、間違いなくヒマな日。
にも拘らず出勤してみると前日の残りの山。「明日取りにきます」とか「不足分配達お願い」とかだ。さっさと即お渡してできるようにチェック&準備。これでいつ来てもOK。お届けも近くだから仕事終わったら速攻で行って、そのまま帰ろう。
ヒマなので溜まっていた事務仕事に着手。なかなか集中してできないので、ここらで一気に仕上げてしまいたい。そして電話が鳴り響く。
「あのー、昨日お薬をそちらで頂いた○○と申しますが、説明書には粉薬が書いてあって、袋の中には錠剤しかないんですけど」
調剤ミス?戦慄が走る。マッハで薬歴と昨日の該当処方箋を用意。入力ミスや患者さんの勘違いなどではなく、完全に違う薬を渡していた。
間違いは、ビオフェルミンR 2g分3毎食後4日分のところをビオフェルミンR錠を8錠渡していた。実際に二回分飲んでしまったとのこと。内容は同じ薬だし量的にも問題はないのだが、間違いは間違い。患者さんは「問題なければこのままでもいいんだけど」と理解のあるお言葉。しかしいずれにしても8錠しか渡していないとなれば4回分足りなくなってしまうので残った分だけでも交換することに。患者さんが午後から用があるとのことで「近くだから今から伺います」ときた。さっそく薬局まで来てくれた患者さんにお詫びをしつつ、残っていたビオフェルミンR錠を回収し、処方箋通りのビオフェルミンRを渡した。
処方医が今日はお休みなので、明日一応報告せねば。
そしてまたExcelと格闘していると、今度はファックス。処方箋が送られてきたのだが(注:患者さん自身が送ってきています)うちには在庫していない注射と、この前デッドストックで他店に送ってしまった点鼻薬が。
しかもこの注射がインスリンで、カートリッジが必要なのか、キットで二つ渡せばいいのかわからない書き方。患者さんはいつ来るかわからないし。
もうヤケクソ気味に卸へ電話。ことの次第を説明し、カートリッジとキットの両方を入れてもらい、該当しなかった方は返品するということで話を付けた。点鼻薬は2本だけの処方だったが、これもヤケクソで10本入りを買ってやった。かなりスタンダードな薬なので、余ってもどっかの店で使えるだろう。
んなことやってる間にもう12時。整形は受付終了、こっちも患者さんが終わり次第閉店の時間だ。かろうじてExcelとの闘いは終えることができたが、薬歴は一枚も書いてないし(といっても今日は10枚だけだが)お届けがあるし。
激ヒマの予定が、結局はコーヒーも飲めないくらい忙しくなってしまい、予定していた伝票の入力まで手が回らずじまい。
なんだってんだ、チクショウ。
今日は遅番で、10時の出勤だった。出勤したら、朝一番で患者さんから電話があったそうだ。電話の内容は「今朝、昨日もらった薬を飲もうとしたら入っていなかった」というもの。薬を渡したのは俺だ。
特徴的な患者さんだったのではっきりと覚えているが、間違いなく入れた。本人も見てた。だから俺は放置した。折り返しの電話もいらないということだったからだ。
そしたら、午後になってやってきた。「この袋に入っていなかった」と言って出した袋はSATOのビニール袋。うちでは置いてない袋だ。中を確認すると紙の薬袋。その中にお薬は入っていない。
患者さんの話だと「今朝開けた」という。しかし紙の薬袋には明らかな加工のあと。「切ってますね」と言うと「自分でハサミで切った」と言う。今朝開けたんじゃないのかよ。しかもSATOの袋はうちでもらったと言い張る。
これらのことから、この患者さんが薬を取り出したのは今朝が初めてではないと言い切れる。少なくとも、薬袋にハサミを入れている以上、袋から薬は出している。気が付くんならハサミを入れる前だ。
言っておくが俺は薬はきちんと渡した。この患者が嘘をついてるのかボケているのかはわからない。この後、結局俺は薬を渡さずに通し、患者さんは憤慨して帰っていった。
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先日の会議の時に宣言されていたが、こんなに早く来るとは思わなかった。採用の面接をやって、そのあと時間が空いたらしい。
薬局にきてすぐに2階の休憩室に呼ばれた。話は今日の面接した人物のことと、先日のメールを返さなかった理由だ。
困ったことが多すぎて携帯のメールでなんか返信できないと言ってあったが、具体的に聞きにきたようだ。こっちも思いつく限り言ってやった。そして話は仕事の効率のことに及び、ついに部長は言い放った。
「薬剤師的なことを主張する人間に、薬局長やマネージャーはさせられない」
衝撃的でした。この部長は薬剤師の資格は持っているが、人間的には医療人ではなくビジネスマンだ。そんなことは判り切っていたのだが、こういうことを言うかね?
部長の言葉の解釈なんだが、つまりはこういうことだ。
「薬剤師的なこと」とは、患者の利益を第一に考えた行動のことである。つまり部長は「サービスの内容などどうでもいいから、効率第一に考えて一人でより多くの仕事をこなせ」と言っているのである。だから患者さんの悩みとか疑問に耳を傾けることは非常に難しくなる。それって、俺が薬剤師である必要があるのか?
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結局は今の店舗で管理薬剤師をやることに。想定の範囲内だったとは言え、その範囲内での最悪の結果と言える。やっちまったなぁ、ちくしょうめ。
辞める辞めないでもめていた女性ベテラン薬剤師は無事に8月いっぱいくらいで退職の模様。戦力は大幅にダウンすることが確実視されている。他の店に行く新人の教育なんてしてる場合じゃないよ。部長は有料媒体に求人出したから一週間以内にレスポンスがあるはず、なんてトンチンカンなこと言ってくれている。てめー、ベテランの、薬局の顔にもなっているような薬剤師の代わりなんだからな、マジで即戦力じゃないと困るぞ。困るってか、いらない。俺は就任初日から投薬までやってレセコン入力まで手伝ってた。それくらいのタマ連れてこいよな。
ちなみに管理薬剤師になっても給料は上がらない。どうやら俺の場合は管理手当込みでの採用だったとのことで、今まで管理もしてないくせに手当分はもらっていたということらしい。まぁいいよ。それくらい文句言わないからまともな人材連れてきてくれ。
後はWindowsに慣れないとね。書類やらファイルの作成はみんなWordとかExcel。そして俺はMacユーザ。実はこれが一番キツいことかもしれない…
俺を管理薬剤師にしてもいい、という許可が本部から降りたらしい。これでうちの店長は、いつでも俺に管理薬剤師の依頼をできることになった。もちろん受けるか断るかは俺の自由なのだが。
で、今の店の管理薬剤師になるのかというと必ずしもそうとは限らないらしい。
ある店の離職率が異常に高いらしく(一年で薬剤師4人、他スタッフ4人)そこの管理に問題があるのではないかという疑いがかけられており、事によったらその管理を更迭して俺が代理を務めることになるかも知れないというのだ。
話はさらにある。
名古屋市ではないのだが、ちょっと遠くの方の店も上層部の目が届きにくいこともあってかなり好き勝手やってるらしい。タイムカードの代理押しやらパートさんに店任せて管理がさっさと帰っちゃうとか。そこに俺を送り込んで監視してこれも場合によっては俺がそのまま引き継ぐこともあり得るらしい。
当然今所属している店の管理になる可能性だって高い。
いずれにしてもレベルの低い話なので、引き受けるにはそれなりに条件を出さねばと考えている。
どうも上層部の現場に対する理解が低い会社のようなので、一定期間連続的に現場に入ること。そして、俺の補佐として若い薬剤師を一人つけること。
聴いてる限りの話では、これくらいしないと現場を健全にすることは難しいのではないかと考えている。こっちの要求が通らなかった、こっちも何か考えなくてはならないが、それはそのときに考えよう。